砂___海

(2020.Oct. Tottori)

海浜に行くといつもただただ、その集まりの力に圧倒される。砂粒の量は数えられるわけでもなく膨大で、雨粒でできた海の広大さもそれと対である。それらが作る空気の流れは時に強く、そこに集まる人々は何を求めて集まるのだろう。

一つひとつの単位をみれば、ちっぽけな粒子のようなものだ。人とて、砂や波にあらがうことがどこまでも難しい。その微小なものの積層が、この幾何を成り立たせている。

水平線を頼りにして、水平をとる。そこに写されたものは、砂、海、風、人、即ち自然の鉛筆によって描かれたものだ。自然の鉛筆は、粒子の集まりとしてフィルムに景色を描く。

鉛筆は淡く溶けていき、また別の景色を描いていく。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中